SIMフリー・プリペイド・凍結どれがいいの?
このページはこんな状況の方に読んでもらいたいです。
- 一年の大部分を海外で生活しているあなた
- たまに日本に帰国する時に、携帯が使いたいあなた
- 一時帰国中の携帯料金は安いほうがいいあなた
- これから海外に移住予定だが、携帯をどうしようか迷っているあなた
きっと参考になる情報があると思います。
以下の内容は調べていた間に変わりました。最新の情報は、
一時帰国や短期使用であれば「ぷららモバイルLTEの無制限一択なのではないか?」
という結論です。(2015年12月現在)詳細はこちらをご覧ください。↓
※2016年5月現在は、半年間無料で使えるDTIのSIMが一番安心して始められそうです。
超短期のSIM詳細はこちらで解説しています。
1.探してみようと思ったきっかけ
私は海外に数年住んでいるのですが、
日本の携帯は海外移住する前に解約してしまいました。
海外に住んでいるときは、SIMフリーのスマホを使っています。
ただ、日本に帰った時に友達に連絡できなかったり
または短期間でアルバイトをしたい時に、携帯は必須です。
今はいろいろな方法で海外居住者も日本に一時帰国の時に
安く携帯を持てる方法があると思うので、そのことについて調べてみます。
2.どんな方法があるの?
2015年現在で、海外に住んでいる日本人が
一時的に日本に帰国した時に携帯を持つ方法を考えてみます。
格安SIM
最近日本でもシムフリーのスマホが流行っているようですね。
そしてシムフリーのスマホが解禁されたと同時に、
格安スマホや格安SIM
という言葉もニュースで取り上げられることが多くなりました。
参考:MVNO(wikipedia)
というわけで一つ目は、格安SIMを使う方法です。
これは後で詳しく取り上げたいと思います。
プリペイドSIM
また別の方法として、プリペイド式の携帯を買うことも考慮に入れました。
プリペイド式の携帯電話というのは数年前はソフトバンクから出ていたのですが
いまはプリペイド式のSIMカードというものもあるそうですね。
プリペイド式SIMカードの特徴としては、利用可能期間が決まっています。
例えば短いものだと14日間(2週間)とか、30日間というものがありました。
90日使えるものもあったり、
基本的にはプリペイドSIM自体の値段に比例しています。
プリペイド式SIMのメリットは、
初期利用料金がかからないところですね。
登録料金が0ということです。
(実質プリペイドSIMの店頭販売価格が登録料金とも言えますが。)
プリペイドSIMをお求めなら年間縛りのないSIMカードがおすすめです。
携帯使用の一時休止
もう一つ可能性としてあるのが、日本の携帯(softbank,au,docomo)を
海外に移住した後も契約を継続しておくことです。
これは契約したままで、携帯電話の利用を一時停止するということです。
この方法のメリットは、自分の携帯番号と携帯会社の
メールアドレスを保持しておくことができる点です。
携帯の利用休止手続きのデメリットとしては、
・使用を一時停止するための手続きに事務費がかかる。
(ソフトバンク:3000円)(ドコモ:1000円)(au:2000円)
・番号保持やメールアドレス保管料金として月額料もかかる。
(大体300円~500円ほどかかってしまいます。)
長期間利用しないので、ただにしてくれてもいいじゃない!と思うのですが
やはりこれには手続きが関係してくるので、有料サービスだそうです。
留学や海外赴任で携帯電話の使用を一時停止したい際に参考となる公式のページはこちらです。
au:一時休止・再利用 | 手続きのご案内 | au
docomo:長期間利用されないとき(海外赴任・留学など)の電話番号保管・解除 | お客様サポート | NTTドコモ
softbank:「電話番号・メールアドレスお預かりサービス」提供開始 | ソフトバンク株式会社
日本の携帯をそのままにしておく
4つ目の可能性として、日本の携帯をそのままにしておく方法です。
今携帯電話会社3キャリアの月額料金の最低は
一番安い携帯電話のプランはオプションも何もつけずに通話もしなかった場合、
携帯番号を保持している料金として980円となっていますね。
それで海外に移転するときに携帯番号をそのままにしておくと、
980x12で年間で11760円かかってしまいます。
つまり長く留守にしているのであれば
3つ目の携帯使用の一時休止のほうが安くなります。
この4つが海外に住んでいる日本人が一時帰国した際の携帯を使う方法になるかと思います。
まとめると
- 格安SIM
- プリペイドSIM
- 日本の携帯契約したまま利用停止しておく
- 何も手続しないで月額最低料金を払い続ける
と4つの方法があるわけですね。
3,4番についてのコストパフォーマンスについては別のページで解説したいと思いますが
1番と2番の短期間限定で使うSIMカードの情報について調べてみました。
3.格安SIMとは
格安SIMは、3キャリアの契約よりも月額料金が安くなるSIMカードのことです。
データ通信だけのものもあったり、3キャリアが
出しているものとはちょっと異なったサービスを提供しています。
今お手持ちのスマホで使えるか?ということなのですが、
まずそれがSIMフリーだったら使えます。
海外で生活していて、海外で買った機種であればSIMフリーであることが多いです。
アジア圏であればマレーシア、シンガポール、香港、タイで買った機種は使えます。
アメリカやオーストラリアのスマホもSIMフリーであることが多いです。
もし日本の携帯だったらどうなのでしょうか?
例えばdocomoの携帯を持っていた場合、格安SIMの使う回線が「docomo」だった場合何も手続をしなくても使うことが可能です。
auも「mineo」か「UQmobile」という会社であれば、現在使っているスマホを使うことができます。
参考:たくさん使う人も あまり使わない人も【格安スマホはmineo】
残念ながらsoftbankのスマホを使っていた場合、現在のスマホでは格安SIMを使うことはできません。
格安SIMを販売している業者を
MVNO(Mobile Virtual Network Operator)「仮想移動体サービス事業者」
と呼んでいます。
つまり格安SIMの販売者は回線を借りて事業を行っているわけです。
格安SIMの提供会社によってサービスの内容が異なっているのですが
有名で安心して使えるサービスとしては以下のようなものがあります。
メリット:
月額料金が3キャリアのプランに比べて安い
高速データ通信(LTE)も使える
年間縛りがない(データSIMカードの場合)
短期だけでなく長期でも使える
デメリット:
基本的に初期費用がどの会社でも3000円かかる
音声通話SIMは最低利用期間があることが多い
4.おすすめの格安SIM
こちらで購入できる「データ通信用」SIMカードは、
最低利用期間がありません。
※注意!音声通話のSIMは基本的に最低利用期間があります。
しかし、大手スーパーのイオンが運営する「 イオンモバイル」は音声通話でも縛り期間がありません。
つまり外国で暮らしている日本人が一時帰国した時には
このようなSIMカードがオススメです。
楽天市場の運営する「楽天モバイル」(docomoのスマホをお持ちの方へ)
au系の回線が使える「mineo」(auのスマホをお持ちの方へ)
2年ほど前はこのようなサービスがなかったので、一時帰国する時にも携帯が使えませんでした。
それかプリペイド携帯を使うしかなかったですからね。
でも今はいつも使っている自分のスマホを日本でも使うことができるんです。
使用時の注意事項まとめ
電話で直接確認したので、確かな情報だと思います。
・格安データSIMは利用期間はないが、初期費用は必ず必要(3000円位)
・月単位でクレジットカードで契約
・継続して使わないということであれば、SIMカードは失効したとみなされる
・よって、1年に1か月間だけ契約ということはできない
プリペイドSIMであればカードを購入時にSIMカード本体の値段に料金がすべて入っています。
使い終わったらプラスしてチャージすれば継続して使えるようになる。
プリペイド式でない格安SIMは、毎月使用料金がかかる。やめたい時は解約するしかない。
最初の契約手数料がかかるだけで、年間縛りはないので1か月だけの使用もOK。